台湾ツアー2日目 台北から新竹 済化宮
台湾ツアー2日目 前編
ブログをご覧になっている皆様、こんにちは。
台湾から帰国しましてから関西に行っていたためにブログ更新が遅くなりました。
最近アクセスが平常の倍くらいに上がっているのでなぜ?と思っていますー??
霊媒の目的はスピリチュアルな現実に生かせるポイントもこめてますのでぜひ続けてご覧くださいね。
台湾 癒しの旅の2日目です。到着日は月下老人にお参りしました。
気温は30度、雨の多い台湾ですが傘が必要な様子はなく、
早朝に全行程参加の方と一日参加の方が台北駅に集合しました。
緑は4度目の台湾ですが、まだまだ交通には不慣れです。MRTという地下鉄は本当に便利ですね。
台湾「気まぐれ」スピリチュアル旅の中で、お客様からリクエストいただいたマストプログラム「南天山 済化宮(さいかぐう)」
済化宮にお参りするきっかけは、日台の歴史を知り、過去を紐解き、当時へ思いをはせ霊的世界から通じる道を見つけようと思ったことから「台湾で神様になった日本人」神として祀られている元日本軍人を調べました。そして台湾に詳しいお客様より色々と教えていただき、日台八一会の李さん達にもお話を伺いました。
私は霊媒として常々、「現実世界の地上の平和は慰霊から」などと申し上げているものですが、私自身が慰霊、お弔いの心に携えていることは大切だと思っています。この度、台湾へ行く機会をいただきまして、少しずつ過去を知り現地の人々と交流を果たして体験を得ることができました。
ツアーメンバーには元自衛隊員の方がいまして、この方のご希望での済化宮の参拝となりました。襟を正す気持ちで向かいます。
台北から新竹へは様々な行き方がありますが、新幹線「高鉄」を使ってビュンと30分で新竹まで行ってしまおうと・・・そこからさらに北埔ほっぽ、ベイプーまでバスで行き、アクセスが可能でしたら北埔から済化宮へ・・・と考えていたのです。ところで、済化宮までのアクセスがネットで全然見つからなくて、行けるの?と不安になっていたものです。
高鉄で新竹はスムーズ!駅で切符も機械で簡単に買えてわかりやすいです。朝だから電車は混みこみでしたけど。
30分ほどで高鉄新竹駅に到着です。駅から郊外行きのバス停までは難なくたどり着き、そこでバスを待ちますが・・・なぜかなかなか時間になってもバスが来ないのです。北埔へは「台湾好行」観光バスの「獅山線」で行きます。
バスが来る旅に「このバスは北埔に行きますか?」運転手さんに尋ねると、皆さんご親切で、わざわざ降りてきて案内板を指差し、ジェスチャーも交えて「まだです、この後に来る大きいバスだからそれに乗ってね」と教えてくださいました。さらに他の乗客で同じ北埔に向かう女性達がいて「私達と一緒だからそのバスよ」と教えてくれたんです。
日本だとターミナル駅はだいたい整っていて一目瞭然でバスも時間通りにきますね。でもここは外国ですから何があるかわかりません。台湾の皆さんにかまってもらって安心してきました。
女子旅ですから待ち時間のおしゃべりにも花が咲きます。
ぐいーんと音を鳴らし、お目当てのバスが到着。
きたきたーと乗り込みます。ここから小一時間くらいで北埔です。
バスは新竹駅を離れ、町並みは次第にレトロな感じになっていきます・・・
南国特有の植物が見られ、人々はラフな格好で仕事をしたり生活感が満載で、雰囲気は東南アジアのよう。
北埔に到着したところで、ちょっとお参り。
獅頭山という別の行き先も頭にあって、二つのうち、どちらの道を先に行くかは北埔でのバス便に任せていたのです。
そしてどちらもすぐバスは来ない・・・!ということがわかりました。
ではタクシーで参りましょうというご提案に従って、便利店(コンビニ)に入りジュースを買い、店員さんにタクシー頼んでもらえますか?と聞いたらすぐさま電話をかけて呼んでいただきました。台湾の方は皆さん本当に素で親切なんですよ。
そして北埔の街から比較的近い「南天山 済化宮」に向かいました。
暑いし長い時間バスを待つのは困難ですから、涼しいタクシーで早くお宮に着けるのは助かります。15分ほどで到着できたと思います。
そしてタクシー料金も非常に安いですね。
着いたところで、お土産屋さんのような場所には男性が10名ほどいて、私達がお宮に向かうのとほぼ同時に上がっていかれました。お宮の参詣客でしょうか。
階段を上ると、神様が祀られているお宮があります。
そこでお参りをさせていただきましたが、20名位かな?お婆さん達がいました。そして歓迎ムードで、いろいろ話しかけて来られました。何とお話されているのか聞き取れなかったのですが、何かに誘ってくださっている様子・・・
私達は参拝の目的でしたので、きょとんとしていると、お宮の関係者のような方がいらして、食べるような仕草をされたんです。
そして上の階に連れていってもらいました。
そこには・・・
お食事が用意されていたんです。
そういえば、もうお昼の時間でした。
北埔の街で先を急ぐために、ランチは後にしましょうということにして、何も食べずに済化宮に向かいましたが、お昼を誘っていただけるとは思っていませんでした。しかも初めてきた観光客にですよ・・・
お食事はご飯、麺、スープ、素食のおかずが山ほどありました。
どれも優しい味で本当に美味しかったです。
心からありがたい気持ちでいただきました。
近くのテーブルには、先ほどお宮の入り口下でお見かけした男性の方々がお食事されていました。お昼を食べに来ていたのでしょうか。
思いがけず、お昼ごはんをいただいて、
おばあさん達に混ざって厨房でお皿を洗い
御礼を言って、次の間に行きますと
観音様と大きな位牌が祀られている場所でした。
お参りさせてもらっていると今度は、
おばあさん達が私達にたくさんのお菓子やお餅を持たせて
くださいました。
皆さん本当にフレンドリーです。
親戚がいっぱいいる田舎に来たみたいな気持ち・・・
ほどなくしていらした綺麗なご婦人が
済化宮の御守りと来年の暦をくださいました。
ちょうど私たちが済化宮に来たこの日は、
観音様のご縁日であったそうです。
特別なお祭りの日でした。
そしてご婦人が男性を呼んでこられて
きれいに日本語を話される方だったのですが
その方は日本人の方でした。
お話を伺えば、済化宮は先ほどお守りをくださった方が奥様で、
たしか、奥様のお父様の代でこちらの済化宮で
日本の靖国神社に祀られている台湾の方々の位牌と
同じものを申し受け、軍霊位牌として祀られいるそうです。
その数は三万柱とのことです。
位牌のある場所を案内していただきましたが、
広く、空調のゆき届いた所にたくさんの位牌が安置されて
おりました。
私達は心から感謝と弔いの気持ちをお伝えいたしました。
そしていろいろご説明をいただいて、日本から済化宮へお参りするために来た私達にと
さらに上の階に靖国神社と同様の軍霊位牌のところへ案内してくださいました。そこはガラス張りの空間で、普段は外から拝見する場所のようです。
私達はご好意で中まで入らせていただきまして、位牌の目の前に立ちました。
台湾式または仏式でお参りするのが良いか、祀り方が神社の様式であるので、
「どうやって手を合わせたら良いですか?」と聞きましたら
「日本のやり方で」
とお答えになったので、
私達は拍手を打って、二拍二礼一拝で参拝いたしました。
台湾の済化宮まで来れたこと、世界の希望は慰霊からと思い皆さんとお参りをさせていただきましたが、こうしてはからいを受けて、霊的なお導きは、まことを示してくださったように思います。
今、私がここにあるのは厳しい歴史を体験された方々のお気持ちとお役目がありました。抵抗するまでもなく義務として戦に出られたその意思と経験に心を合わせ、人類の更なる希望と発展と世界の平和の為にお祈り申し上げます。
正直、物見遊山で行くべからず、と思っておりましたし、
日本の私達が台湾に向かい、台湾の方々に向けて手を合わせさせてもらってよいものかと恐縮の気持ちがありましたが、
こうして現地でお導きと台湾の皆さんのご奉仕をいただいて、
涙が出るような思いでございました。
スピリチュアルヒーリング、
霊媒の目的は霊的世界からの知らせを皆様に届け
霊的に得て知って、この世とご自身を高めていただくことです。
その為に霊界と通信しております。
地上の過去の体験によって傷ついた経験が
霊によって労われますように。
魂の癒しがそれぞれに与えられ、
地に光がもたらされますように・・・